MoEの忍者と、実在の忍者 前編

MoEのアサシンに必要なスキル数は7個
この数字は、人間国宝の8個に次ぐ数値である。

その中身を見てみると


刀剣、罠、物まね、投げ、自然調和、薬調合、落下耐性


と、どれも役立つスキルであり、一見すると十分に戦えるように思えるが
注意しなければならないのが、この7つのスキルの中には
ひとつも筋力や生命などの「戦闘スキル」が含まれていないことだ。

このため、使用できるテクニックが多くとも
生命・着こなし・回避が低いため、
それらを使いこなす前に致命的なダメージを負ってしまったり
持久力が低いため、テクニックを出せなくなることが少なくない。

運営もそれを見かねたのか、β時代の忍者パッシブの効果は

「敵に見つかりにくい (SEEING、SMELLINGが下がる）」
という、


死体回収時にしかほぼ役立てないウンコ効果であったが


そこから

「垂直に立てるようになる」

と、

意味不明だけどロマンを感じさせる修正が入り、


そこからまた期間が経って現在の

「移動速度やクリティカル発生率が上がる」

という効果が付与されていった。

さらにそれだけでなく、忍び装束のほうでも
当初は「回避・移動速度＋」だけであったものに
「スタミナ＋」が付くようになった。


つまり運営は、長い歳月をかけて忍者の待遇を向上させてきたのである。


では、なぜそうなるまでに忍者の必須スキルを
はじめからここまで多く設定したのか。


私は過去に、この話題を忍者仲間と話していた時に
一人の仲間が
「調合なんていらないよね」と口にした。

私はその時すぐに
「調合は最低限必要だ。むしろ減らせるスキルがない（ｷﾘｯ」
と返答をした覚えがある。



次回はMoEの忍者スキルについて
実在の忍者のスキルと照らし合わせながら、
「本当に必要なのか？」を考察していきたい。